みずいぼ skin disease
自然に治ることもありますが、
早めの受診がおすすめです。
1~6歳くらいの子供によくできる伝染性の強いいぼです。粟粒のような湿疹がしだいに大きくなって、表面がツヤツヤしたやわらかいいぼになります。
みずいぼをつぶすと、白くて小さい粒のようなものが出てきます。これがウイルスのかたまりです。
さわったり、こすれたりしていぼが破れると、ウイルスが飛び散ってほかのところにつき、全身にみずいぼが増えていきます。わきの下など、皮膚がすれ合うやわらかいところによくできます。
ほとんどの場合、かゆみや痛みはありません。ウイルスに対する免疫ができてくるので、放っておいても数ヶ月~2年ぐらいで自然に治ることもありますが、みずいぼは自家感染を起こし、ほかの部分に広がったり、ほかの人に感染させてしまうこともあるので、早めに皮膚科を受診しましょう。
Q&A
Q.痛みはありますか?
A.
当院では、みずいぼをピンセットでつまみとる医療を行なっています。少しだけ痛みを伴いますが、最も確実な方法です。
痛み止めのシール(¥330 税込)を貼ると痛みも少なくなります。
Q.治療後、公衆プールや浴場に入ってもいいですか?
A.プールやおふろなど、肌がふれあう場所で感染しやすいので、治るまでは気をつけてください。しかし、とってしまえばすぐに治ります。アトピー性皮膚炎の子はうつりやすいので、特に注意が必要です。
ご案内
保険診療は予約不要です。
文責:ケーズ皮膚科 美容皮膚科
小倉魚町院 院長 森永萌美